処遇改善加算受給に基づく取り組み

 

 来夢は、令和3年4月より運営母体が社会福祉法人となり、生活介護事業所及び共同生活援助事業所並びに相談支援事業所を運営しています。職員の賃金向上と待遇安定のため、国より支給される介護給付費等にかかる処遇改善加算を申請し、令和6年度より以下のとおり処遇改善を図っています。

 

(1) 受給加算率

  ア.処遇改善加算

    加算区分:福祉・介護職員等処遇改善加算(Ⅰ) 

    ・生活介護事業所    8.1%

    ・共同生活援助事業所 14.7%

 

(2) 処遇改善項目

  ア.賃金改善

   ①基本給月額に含め支給(基本給月額のうち16,000円が処遇改善加算額)

   ②処遇改善加算手当として月額9,000円を支給

   ③資格手当の支給(社会福祉士、介護福祉士等の資格保有者)

   ④経験手当の支給(勤続年数に応じ支給)

   ⑤時間給職員については、愛知県最低賃金額に処遇改善加算額を加算して支給

   ⑥資格取得手当の支給(自己の資質向上のために、業務上必要な資格を取得した時)

   ⑦受給した処遇改善加算費から上記①から⑥までの支給総額を差し引いた残額を一時金として支給。

    ただし一時金支給対象職員は、正規職員及び嘱託職員とする。

 

  イ.賃金以外の処遇改善

   ① 資質向上

   ・強度行動障害支援者養成研修やサービス管理責任者研修等への派遣

   ② 労働環境

   ・育児介護休業制度の充実

   ・生活習慣病検診を受けた場合の費用補助

   ・インフルエンザワクチンの接種補助

   ③福祉・介護職員等処遇改善加算の見える化要件

   ・職場環境等要件の25項目のうち実施する取組項目は、「障害福祉サービス等情報公表システム」に

    掲載されています。

   ④その他

   ・非正規職員から正規職員への転換など